恩師の海外赴任記事に感動
身近な人たちが新聞に掲載されるのは嬉しい。
中でも記憶に残っているのは小学校時代に担任だった先生の記事だ。
ちょうど20年前、いよいよ春休みを迎えた終業式翌日の紙面。
「親子二代で同じ道歩む 中南米パナマの日本人学校へ」の大きな見出しと先生の笑顔の写真が目に飛び込んできた。
前日の終業式に突然明かされ、驚きびっくり、そして心の中で号泣。
紙面には詳しい内容が載っており、あんなにも新聞を読み込んだのはその時が初めてだっただろう。
クラスの子が何か良いことをするたび手作りしたイラスト入りの賞状で表彰するなど、楽しい時間を共に過ごした先生。
今度は先生が社会面トップを飾っていることに教え子としてなんだか誇らしく胸が熱くなったのを覚えている。
そしてこの春、紙面でまた先生の名前を見かけた。
教頭から校長に昇進されたようだ。
また先生のことを紙面で見かけて嬉しいし、当時の先生の年齢に追いつく自分もがんばらないと!
(帯広市在住、30歳男性)